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神戸市西区医師会について

会長ごあいさつ

西区医師会会長 増井裕嗣

神戸市西区の皆様へ
住み慣れた地域で安全で健やかな生活ができるようにお手伝い致します。

神戸市西区医師会会長の増井裕嗣です。令和2年4月から会長を務めることになりました。よろしくお願いいたします。
神戸市西区は昭和57年に垂水区から分区して誕生し、今年で38年目です。
神戸市9区の中で2番目の面積で、人口は24万人余りと市内最大です。農村地域を中心に緑豊かな自然が広がり、河川が田園地帯を穏やかに流れ、区の中央部の丘陵地にはニュータウンや工業団地、ハイテクパークが整備されています。区民の高齢化率は神戸市平均を下回っていますが、農村地区と西神ニュータウンでは高く、地域差が大きいのが特徴です。
西区医師会も分区に伴って昭和57年に垂水区医師会から分かれ、今では会員数308名の大きな組織になっております。現在約150の診療所と17(うち公立病院2)の病院があり、それぞれ専門分野の医師が相互に連携しあい、区民の皆様の健康を支えています。
医師会の事業として、乳幼児健診と予防接種、園医・校医の立場での子どもたちの健康管理、産業医活動、介護認定審査会や急病診療所への出務など種々の業務を行っております。これらの業務は区役所や保健福祉部との密接な連携により初めて機能するもので、西区住民の社会福祉や公衆衛生の維持・発展に貢献しております。
西区には基幹病院の神戸市立西神戸医療センターがあり、区内の医療機関とは特に密接に連携し、特別な治療が必要な患者さんに対応しています。容体の急変等に速やかに対応できるためにも、区民の皆様にはどうか地域の開業医と「かかりつけ医」としての関係を持っていただきますようお願いいたします。
今日、高齢化に向けた積極的な施策が各方面から求められておりますが、平成29年4月から西区医師会内に医療介護サポートセンターを開設しており、区内に九つあるあんしんすこやかセンター(高齢者の介護相談窓口)を通して介護の必要な方の相談を逐次受けております。西区は農村地区とニュータウン地区が併存していて、医療や介護に対する考え方が地域によって違いがある地域です。訪問看護師やケアマネジャーの方をはじめ多職種の方と密接に連携を取りながら、お一人お一人のご要望に即したきめ細かい対応をしてまいります。 これからも区民の皆様からの信頼に応え、地元医師会として活発な活動を目指して努めて参りますので、ご支援・ご協力をお願いいたします。